北方領土返還要求の佐賀県民集会で講演する下斗米教授=杵島郡白石町の有明スカイパークふれあい郷

 「北方領土返還要求佐賀県民集会」が3日、杵島郡白石町の有明スカイパークふれあい郷で開かれた。下斗米(しもとまい)伸夫法政大教授の記念講演などを通して、北方領土問題への理解を深めた。

 下斗米教授は、北方領土を含む日本とロシアの平和条約の締結について、2016年2月の山口県長門市での首脳会談と、昨年11月にシンガポールで実施された会談をそれぞれ「ホップ」「ステップ」と表現し、段階を踏んでいる状況だと説明した。その上で、今後の日ロ関係について「新しい転換の時期に入ってきている」とした。

 集会は、北方領土返還要求運動県民会議(会長・石倉秀郷県議会議長)が、2月7日の「北方領土の日」にちなんで開き、約350人が参加した。「返還要求を平和的に粘り強く続けていく」などとする決議文を採択した。

このエントリーをはてなブックマークに追加