ガラスの茶室で行われたお点前パフォーマンス=佐賀市城内の県立美術館

 佐賀県立美術館(佐賀市)で開催中の特別展「吉岡徳仁 ガラスの茶室-光庵(こうあん)」(佐賀県立美術館、佐賀新聞社、サガテレビ主催)で3日、お点前のパフォーマンスが行われた。佐賀市出身の世界的デザイナーでアーティストの吉岡徳仁さんが創り出した幻想的な空間での茶の湯を訪れた人たちが楽しんだ。

 茶道裏千家淡交会佐賀青年部がお点前を担当。シルエットを際立たせるよう暗めの着物をまとい、光を受ける茶室の中で影絵のように動きながら茶をたてた。詰め掛けた大勢の来場者が静かに所作を見つめ、カメラやスマートフォンを向けて写真に収めていた。

 鑑賞した人たちは「ガラス張りでお点前が全て見えるのがすごい」「茶室の美に感動した。佐賀で展示することに吉岡さんの郷土愛も感じる」などと満喫した様子だった。県立博物館東隣の岡田三郎助アトリエでは呈茶も行われた。

 会期は11日まで(4日は休館)。開館時間は午前9時半から午後6時までで、観覧料は一般と大学生が1300円。お点前パフォーマンスや呈茶は10日も行われる。新成人は成人式の案内状や身分証を提示すれば無料で入場できるほか、和装での来場者は観覧料が1100円になる。

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