「さがびより」のデビュー10周年を記念した大会であいさつするJAさがの大島信之組合長(中央)=小城市のドゥイング三日月

車に貼って「さがびより」をPRするために作られたマグネット

 2019年産米の振興方針を示す「佐賀米さいこう運動」推進研修大会がこのほど、小城市で開かれた。県産米「さがびより」のデビュー10周年記念大会と銘打ち、関係者が味と品質を兼ね備えた「県民米」の節目を祝った。

 さがびよりは県農業試験研究センターが開発した。県全体の4割で作付けされていたヒノヒカリが、猛暑の影響で収量や品質の低下が深刻化していたため、高温に強い品種として09年に本格導入された。生産技術の指導体制や栽培条件を整備し、厳しい出荷基準を設けるなどの取り組みが功を奏し、全国のコメの食味ランキングで8年連続最高評価「特A」を獲得している。

 記念講演では、県農産課の永渕和浩課長がさがびよりの歩みを説明し、今後について「謙虚さを持ちながら基本に忠実に、熱意と愛情を持って稲に向き合うことが大事」と語った。自社の弁当やおにぎりにさがびよりを採用しているセブン―イレブン・ジャパンの担当者による講演もあった。

 大会では、消費者や実需者に選ばれる高品質なコメ作りを進め、ヒノヒカリからさがびよりへの転換をさらに進めることなど19年産米の振興方針を確認した。このほか、18年産米収量・品質向上コンテストの表彰式もあった。

 コンテスト各部門の最優秀賞受賞団体は次の通り。

 コシヒカリ 佐賀松浦地区穀類等乾燥調製貯蔵施設(JAからつ)▽夢しずく 塩田第三共同乾燥調製施設利用組合(みどり地区)▽ヒノヒカリ 三田川南部共同乾燥調製施設(神埼地区)▽さがびより 塩田第一共同乾燥調製施設利用組合(みどり地区)▽ヒヨクモチ 久保田町大規模共同乾燥調製貯蔵施設(佐城地区)

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