準々決勝・トヨタ紡織九州-トヨタ車体 前半、トヨタ紡織九州のPV岡松正剛がシュートを決め、9-8とする=熊本県の山鹿市総合体育館

 ハンドボールの第70回日本選手権(男子の部)第4日は2日、熊本県の山鹿市総合体育館で準々決勝があり、佐賀県勢は日本ハンドボールリーグのトヨタ紡織九州レッドトルネード(神埼市)がトヨタ車体(愛知)に26-28で敗れた。

 トヨタ紡織九州は前半、RB松浦慶介のシュートで先制。GK岩下祐太が好守を見せて開始5分まで相手を無失点に抑え、2-0と先行した。8分に2-2に追い付かれたが、その後も粘り強い守備で対抗し、13-14で折り返した。

 後半は開始直後からRB李琅鎬(イ・ウンホ)、CB金東〓(吉を横に二つ並べる)(キム・ドンチョル)、PV酒井翔一朗が相次いで退場。流れを失い、6連続失点を喫して突き放された。20分すぎにRB李が3連続得点を挙げて2点差まで迫ったが、あと一歩反撃が遅かった。

 4強にはトヨタ車体のほか、大崎電気(埼玉)、豊田合成(愛知)、大同特殊鋼(同)が勝ち上がった。

 日本ハンドボールリーグ男子は9日再開し、トヨタ紡織九州は同日午後3時半から福岡市民体育館でトヨタ車体と対戦する。

 

 

2点差惜敗も手応え

 

 ○…トヨタ紡織九州レッドトルネード(神埼市)は、日本リーグ3位のトヨタ車体(愛知)に26-28で惜敗。目標の4強には届かなかったものの、リーグ戦で14点差と大敗した相手に最後まで食らい付き、9日に再開するリーグ戦へ向けて一定の手応えをつかんだ。

 新加入したRB李琅鎬(イ・ウンホ)に加え、久しぶりの出場となったPV岡松正剛やCB津山弘也が見せ場をつくった。チームは後半、思わぬファウルトラブルから一気に点差を開けられたが、5点差で迎えた後半20分から李が鋭いステップシュートで怒濤(どとう)の3連続得点。

 さらに昨年2月の北陸電力戦を最後にけがで戦列を離れていた岡松とLWで出場した津山がともにゴールを決め、選手層の厚さを示した。

 2得点を挙げた岡松は「久しぶりのゴールはうれしかったけど、喜んでばかりいられない。コートの中でもっと長い時間を任せられる選手になりたい」と話した。

 

 ▽準々決勝

トヨタ車 2814-1326 トヨタ紡

体     14-13  織九州

(愛知)

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