佐賀県嬉野市の村上大祐市長と民間業者との会食問題を巡る政治倫理審査会(会長・吉田一穂弁護士)の会合が1日、市中央公民館で開かれた。会食に至る経緯などを説明した市長の陳述書などが提出されたが、「陳述書だけでは不透明なところがある」として、次回以降の市長の出席を求めた。

 市長の陳述書によると、昨年7月9日午後1時頃、市職員2人と、まちづくり視察の一環として神奈川県海老名市にある「セグウェイジャパン」を訪問。その後に市職員から民間業者らとの持ち寄りの懇親会の誘いを受け、「嬉野市をPRする絶好の機会」と考えて参加した。市職員2人は陳述書で「仲間内の懇親会」などと説明した。市長と職員はそれぞれ出張時のスケジュールも示した。

 審査会は市長と職員とのやり取りに加え、会食に参加した民間業者や、うれしの茶を題材にしたアニメ制作を巡る関係者と市長との間で事前のやり取りがあったかどうかを確認するため、次回以降の出席を調整するように市長側に求めた。

 また、アニメ制作の関係者との利害関係の有無を調べるため、会食前に企画がどれだけ具体化されていたか、関係者の陳述書の提出を要請した。次回は14日に開く予定。

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