多くの店舗が張り付いている県道17号の鳥栖市古賀町一帯

鳥栖市古賀町の県道17号(旧筑紫野有料道路)沿線一帯は、数多くの店舗が張り付き、にぎやかな郊外の商店街となっています。それ以前も豊かな里山集落で、古くから人々が住み着いていたようで、遺跡が多く分布しています。そのうちの一つが「元古賀遺跡」です。道路沿線一帯から西側にかけて集落跡が広がっていました。主な調査としては昭和50年代に店舗建設に伴う発掘調査でした。長期間にわたる遺跡が発見されました。

 弥生時代の前期末~中期(2100~2000年前)の集落跡は道路東側に分布し、現在は埋め立てられて平坦地に見えますが、昔は丘と谷間が交互にあり、丘の上には住居跡が確認できました。住居跡からは大量の土器・石器片が出土し、多くの人々が住んでいたことをうかがわせました。当然のことながら、谷あいには水田が営まれたものと考えられます。(鳥栖市誌第2巻より)

(鳥栖郷土研究会会長・藤瀬禎博)

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