絵本「ゆかいなおやさいむら やまのおなか」表紙

絵本「ゆかいなおやさいむら やまのおなか」内容

 佐賀県嬉野市の姉妹アーティストユニット「ちえちひろ」が、コラージュ絵本「ゆかいなおやさいむら やまのおなか」(パイインターナショナル刊)を発売した。嬉野で暮らし、創作活動をする中で得た「山も生きている」実感が込もった絵本で、個性あふれる登場人物がのびのびと物語を紡ぐ。

 3冊目の絵本で初めて絵と文全てを担当し、新たにコラージュの手法を取り入れた。見る人を笑顔にする人物造形の妙はそのままに、コラージュならではの立体感や大胆さが物語世界の幅を広げている。

 ちえちひろの妹・福田千尋さん(28)は「パーツを組み合わせるコラージュは失敗を恐れず挑戦でき、想像以上の効果にも出合えた」と手応えを語る。

 物語はおやさい村の「山くん」が腹痛で苦しんでいるシーンから始まる。医師の「じゃがいも先生」をはじめ「ミニとまこ」「マイたけお」など、村の住民たちが山くんを助けようと知恵を出し合い奮闘する。

 姉・宮崎千絵さん(31)は「日々表情を変える山に囲まれて暮らす中で、私たちと自然は地続きにある同じ命だと感じる」として「共に生きている自然を大事にしたい思いを込めた」と話す。

 ▼A4判変形、1404円(税込み)。佐賀市水ケ江のギャラリー「パハプス」などで販売中。問い合わせはパハプス、電話0952(27)6262まで。

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