アベック出場が決まり佐賀市の商店街に掲げられたお祝いの看板=平成元年2月、佐賀市呉服元町

 第61回選抜高校野球大会の出場32校に、九州代表として県内から龍谷、佐賀商の2校が選ばれた。県勢のダブル出場はこの時が初めてだった。

 龍谷と佐賀商は前年11月、九州地区高校野球大会で共に決勝へ進み、龍谷が佐賀商を下し初優勝を飾っていた。龍谷はセンバツ初出場、佐賀商は3度目で、夏を合わせると龍谷は80(昭和55)年以来2度目、佐賀商はこの前年夏に続き12回目の甲子園だった。

 2校出場に高校野球ファンは「今年は2倍楽しめる」と喜び、佐賀市の呉服町名店街では「アベック出場記念セール」を始める店もあった。本戦では龍谷がベスト8に入り、佐賀商は1回戦で敗退した。センバツでのベスト8は現在も県勢の最高記録。

 県勢のセンバツ出場は、2001(平成13)年にも第73回大会に神埼と鳥栖が2校同時に選ばれた。18(同30)年には、伊万里が県内で初めて「21世紀枠」で出場した。

 九州大会が壁となっており、今春も含めた平成の31大会のうち、県勢が出場できたのは8大会。平成のセンバツで、県勢の通算成績は4勝10敗。(新元号まであと89日)

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