■ 気軽に話してみませんか?

私がこの作品で表現したことは、精神科は身近な診療科で自分だけで悩んでいる、また幅広い年代やさまざまな環境(妊娠している、怪我や病気を患っているなど)で生活している方々でも気軽に相談ができるようにしたことです。この絵の場所は病院の中庭で、精神科も身近な医療の一つである、ということを表しました。中央の女性2人は女子高生と精神科の先生で、ベンチに座っていて女子高生の持っている本について話しています。この絵からはあえて女子高生が悩みを相談しているのではなく先生との会話を楽しんでいる様子から、「気軽さ」を表しました。女子高生の後ろの2人は親子で女性の方は妊娠をしています。先生の後ろの2人は看護師と患者で、患者の男性は足の怪我をしています。この4人から 幅広い年代とさまざまな環境で生活をする人々を表しました。場面の季節は掲載時期に合わせて冬にしましたが、外にいる全員が幸せを感じていて寒さに負けない心のあたたかさも視覚的に表せるようにしました。庭の地面の色は回りのふんわりとした優しい雰囲気を表せるようにすべて塗りつぶさず、地面の茶色を明るくしたり、緑や赤なども入れ薄く塗りました。後ろの病室は2人の友人が話していて、その右側の病室ではおじいさんが本を読んでいます。この場面でも明るい雰囲気になるように背景に黄色を入れました。パステルカラーを多めに使って、車に乗る人や周りのほのぼのとした雰囲気と安心感を表現しました。

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