伊万里焼のボトルを採用した泡盛「刻樂(KIZARAKU)」

 伊万里市は沖縄県久米島町と協力し、伊万里焼のボトルに入った泡盛を商品化した。両市町は、佐賀大学の海洋温度差発電の研究施設があることを縁に経済や文化活動で連携を図っており、双方の特産品を生かしたコラボ商品となる。

 両市町と佐賀大は2016年、研究分野以外でも協力し合おうと連携協定を結んだ。これまでに小学生の交流事業などを行い、今回は経済交流のきっかけづくりとして取り組んだ。

 泡盛の製造販売は久米島町で70年間酒造りをしている米島酒造が担当した。代々受け継ぐ甕(かめ)に6年ほど寝かせた泡盛は、濃い甘さと柔らかな口当たりが特徴。商品名の「刻樂(KIZARAKU)」には、時がたつほどに熟成される味の変化を楽しんでほしいという意味を込めた。

 深い青が印象的なボトルは、伊万里市大川内町の太一郎窯が製作した。伊万里焼の伝統的な技法に新しい感覚を取り入れ、夜空の星や島に打ち寄せる波を表現した。完成に2年を掛けたという冨永十喜信社長は「伊万里焼の職人として恥ずかしくないものを作った」と胸を張る。

 「刻樂」は720ミリリットルで税込み5万円。米島酒造でのみ販売し、電話注文を受け付ける。電話098(985)2326。

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