体験を交え南極調査の意義を語る小山内康人教授=19日、唐津市大手口センタービル

 地質学、岩石学の研究者で1986年以降、4次にわたって日本南極地域観測隊に参加した小山内康人・九州大学大学院教授が19日、唐津市で南極調査の歴史と意義を語った。同大唐津同窓会(深川ひろみ会長)が市民公開講座として開いた。

 南極の面積は日本の37倍で97%が氷で覆われている。小山内教授は「南極には環境変動と生物の大量絶滅を繰り返してきた地球46億年の歴史が残されている」とし、温暖化を含め今後の環境変動を解き明かす研究の意義を解説。57年の昭和基地設立に始まる越冬観測の苦労と成果を話した。

 小山内教授は昨年新設された「共創学部」の学部長を務め、同窓会総会では13年に及ぶ移転事業を終えた伊都キャンパスの全容をビデオで紹介。安浦寛人副学長が連携協定を結ぶ唐津市との関係強化を呼びかけた。

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