合格者発表で番号を見つけ、笑みを浮かべる児童と保護者=佐賀市の致遠館中

 佐賀県立中学校4校の入学者選抜の合格者が30日、発表された。総定員480人に対して1320人が受検し、平均倍率は2・75倍。各校の発表会場には児童や保護者が詰め掛け、難関突破の喜びを分かち合った。

 定員は各校120人で、受検者数と倍率は香楠(鳥栖市)302人、2・52倍▽致遠館(佐賀市)390人、3・25倍▽唐津東353人、2・94倍▽武雄青陵275人、2・29倍だった。

 最も倍率が高かった致遠館では児童と保護者が続々と発表の会場に集まった。数十人が見守る中、午後4時に合格者の番号が張り出された。子どもたちは自身の番号を見つけると、手をたたいたり飛び跳ねたりして喜んだ。

 三日月小の児童(12)=小城市=は父方と母方の祖父を相次いで亡くし、医師を志して受検に挑んだ。「天国の2人のおじいちゃんに早く合格を報告したい」と声を弾ませ、「知識を身につけて、がんや難病の人たちを治せるようになる」と決意を新たにしていた。

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