予選で出品した「花で織りなす永遠への力」。権藤さんは「まだまだ勉強していきたい」と意気込みを語る=佐賀市巨勢町のフラワーアクロス

 生花店の従業員らがフラワーアレンジメントの技を競う「第35回九州花卉かき装飾選手権」(九州生花商団体連合会主催)が22、23の両日、大分県で開かれた。佐賀県佐賀市巨勢町の花店「フラワーアクロス」の権藤直樹さん(32)が準優勝にあたる農林水産大臣賞に輝き、「業務で培った部分もあり、自分らしい表現を出した。まだまだ勉強したい」と喜びを語った。

 九州・沖縄から85人が参加。大分県も会場の一つとなっているラグビーワールドカップ日本大会を前にした同選手権では「未来へtry」をテーマにした持ち込み作品で、予選を競った。権藤さんは緑に色づく松を透明板で支え、まるで空中で浮いているように演出。一枚一枚はがした松ぼっくりを一つの土台にして、愛らしいスイセンやオンシジュームなどを軽やかに仕立てた。決勝では、スイートピーやアルストロメリアなどの特徴をつかんだ空間づくりが評価され、見事に準優勝を射止めた。

 優勝経験がある母親・美和子さんの背中を追い、選手権に挑んで今年で11年目。権藤さんは「見る人に楽しんでもらえるインパクトを大事にしている。聞かないとまねできないようなアイデアを形にしたい」と意欲を語った。

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