成穎中の全校生徒で完成させた「誕生」。色の濃淡が際立ち、会場でも目を引いていた=佐賀市白山のエスプラッツ

 佐賀市内19校の中学生による美術展が29日、佐賀市白山のエスプラッツ2階で始まった。池田学さんの「誕生」を再現した大作や、中学生のみずみずしいスケッチなどが並ぶ。2月3日まで。

 美術の授業で制作した絵画や陶器など約400点。成穎中は縦192センチ×横320センチサイズの「誕生」を2年がかりで完成させた。ピースごとに振り分けて、全校生徒延べ460人が金属ペンとインクだけで描き上げた。白い絵の具を使わずに透明感を表現したり、インクを混色せずに色の重なりで深みを出したりして工夫を凝らしたという。

 無料通信アプリ「LINE」でのいじめを取り上げたデザイン画や、色鮮やかな風景画も目を引いた。来場した山本光貴さん(29)は「生徒それぞれに世界観を表現していて面白い。身近な佐賀の景色が好きだと伝わってくる」と話した。

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