武雄市が高齢者の外出のきっかけにしてもらおうと75歳以上に販売したプレミアム付き商品券「たっしゃか商品券」は、対象者の62%が購入した。担当した市健康課は「まずまずの数字」と分析している。

 商品券販売は、希望者へのバス・タクシー助成券(1万円分)の無料交付と併せて実施し、お年寄りの外出の後押しを狙った。昨年8月から12月まで500円券15枚つづりの7500円分を1冊5千円で販売した。1人2冊まで購入でき、大型店を含む303店舗で使用できた。

 購入者は対象者8034人の62・8%に当たる5048人だった。販売冊数は9951冊で、購入者の97・1%が2冊を購入した。使用期限の昨年12月までに使われた額は、販売額の99%に上った。使い忘れがないように年末に行政放送なども使って呼び掛けたことが奏功したようだ。

 購入者の声として、店だけでなく老人福祉センターの利用や市文化協会主催事業のチケット購入にも使えた点が好評だった一方、地元商店の売り上げに貢献するため、4千円分を小売店だけで使える券にしたことに不満もあったという。

 市健康課は購入率62%について「3月まで無料で交付しているバス・タクシー助成券の現時点の交付率が76%ということを考えると、まずまずの数字」としている。「お礼の手紙が届くなど、購入者にはおおむね好評で外出につながったのでは。今後も高齢者が元気になってもらう企画を考えたい」と話す。

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