豊富な運動量や球際の強さを武器にするMF樋口雄太=沖縄県の読谷村陸上競技場

 鹿屋体大から加入したMF樋口雄太(22)は、サガン鳥栖の下部組織出身だ。小学3年の時にU-12に入り、U-15、U-18でも活躍しており、下部組織出身者が大学を経由してトップチームに入るのは初めて。「約10年間お世話になった恩返しがしたい」と力を込める。

 ユース時代は中盤の攻撃的なポジションを担っていたが、大学では「攻撃だけではプロに入れない。守備も磨きたい」とボランチに挑戦した。

 168センチ、68キロと大柄ではないが、豊富な運動量と球際の強さが持ち味。視野が広く、ピッチを最大限に使うサイドへの展開も得意とする。新加入会見では「攻撃の起点となり、多くの好機を演出したい」と力強く抱負を語った。

 プロとして初のキャンプ。同部屋は鳥栖在籍14年目の高橋義希選手で、「いろんなことを学べている」と話す。チームには同じ鹿屋体大出身の福田晃斗選手もおり、心強さを感じている。

 三養基郡上峰町の出身で、現状ではチームで唯一の県内出身選手。子どものころ、鳥栖スタジアムには何度も試合観戦で訪れており、「すごくいい雰囲気だった記憶がある」と樋口。思い入れのあるピッチに一日も早く立てるように努力を重ねる。

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