任期満了に伴う佐賀県藤津郡太良町長選は29日、告示された。前町議の田川浩氏(54)=亀ノ浦、まちづくり団体理事長の山口一生氏(35)=伊福、前副町長の永淵孝幸氏(70)=大川内=の新人3人が無所属で立候補を届け出た。投開票は2月3日で、12年ぶりの選挙戦に突入した。

 町は人口減少のペースが著しく、選挙戦は少子高齢化対策や地場産業の振興策を競い合う論戦になる。

 田川氏は役場の意識改革を公約に掲げ、町政刷新を訴える。働き手の流出や産業衰退など「山積する課題への対策案をどんどん出して、実践する役場づくりが必要」と主張した。

 山口氏は「ふるさとがなくなる危機」を指摘し、活気ある農林水産業の創出を第一に挙げる。世代交代を訴え「太良町にいてよかったと思える日常を約束する」と力を込めた。

 永淵氏は、副町長として取り組んだ子育て支援などの施策の継続を唱えた。行政経験をアピールし「今後は高齢者対策にも力を入れ、住みよい町づくりに努める」と強調した。

 期日前投票は30日~2月2日の午前8時半から午後8時まで町役場ロビーで実施する。

 選挙人名簿登録者数は7591人(男性3619人、女性3972人)=28日現在。

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