歩く生活スタイルなどについて意見を交わしたGM21ミーティング=多久市の温泉保養宿泊施設「タクア」

 山口祥義知事と佐賀県内20市町の首長が意見交換する「GM21ミーティング」が29日、多久市であった。増加傾向にある外国人観光客も含めて交流が活発な地域を目指すため、「歩く生活スタイル」やキャッシュレス決済の普及などを議論した。

 山口知事は、アリーナ新設を目玉とする県総合運動場周辺(SAGAサンライズパーク)の整備方針を紹介し「一帯をコンベンションとして売り込んでいきたい」と説明した。その上で、佐賀駅までの道路について「歩くきっかけになるゾーニングにしたい」と述べ、車移動中心から歩く生活への転換を呼び掛けた。

 各首長からは「車の心配をせずに歩けるような工夫を」「公共交通機関との連携が不可欠」といった意見のほか、「駐車場が足りないとの声は出てくる」との指摘が出た。山口知事は「歩く生活は強制はできないが、これから前向きに議論していきたい」と話した。

 クルーズ船の誘致に関し、伊万里市は観光客の県内周遊で連携する提案をした。他の首長からは「観光客の特徴を見極める必要がある」との意見が出た。唐津港や佐賀空港も合わせて県内を訪れる団体客を取り込むため、キャッシュレス決済普及や宿泊施設確保の必要性について認識を共有した。

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