東京五輪・パラリンピックの公式ライセンス商品に関する説明会に参加した事業者=佐賀市の県地域産業支援センター

 2020年東京五輪・パラリンピックに向け、佐賀県の伝統工芸品を公式ライセンス商品にするための説明会が28日、佐賀市で開かれた。県内の焼き物や家具など26事業者の約30人が参加し、大会エンブレムなどを施した記念の品づくりへの機運を高めた。

 大会組織委員会が、全国の新聞社でつくる通販サイト運営会社「47CLUB」と連携して商品化に取り組んでいる。公式ライセンス化できる品目は国や都道府県が指定した伝統工芸品などで、海外からの観光客らに日本の文化や伝統を知ってもらう狙いがある。

 説明会では、五輪というビッグイベントに商機を見いだそうとする前向きな意見や、在庫管理に関する質問などが出た。諸富家具振興協同組合の實松英樹副理事長は「大会に見合う製品を作り、世界中の人に届けたい」と意気込んでいた。

 従来はライセンスの契約締結に時間がかかり、大量の商品供給も必要だった。今回は47CLUBが仲介役を務め、商品化に向けた製造業者との協議や販売協力を担い、小規模事業者も参加しやすくなっているという。

 説明会は東京2020ライセンシング事務局伝統工芸品室が主催し、県が共催した。商品化は事業者ごとに47CLUBと個別に協議する。問い合わせは47CLUB、電話03(5148)4751。

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