佐賀県内で2018年に認知された刑法犯は前年比749件(17・3%)減の3582件で、4年連続で戦後最少を更新した。減少率は九州・沖縄8県で最も高く、全国でも3位だった。

 28日の定例会見で県警が公表した。刑事企画課などによると、全体の74%を占める窃盗犯が2646件で前年比537件(16・9%)減と減少幅が最も大きかった。窃盗の手口別の推移をみると、自転車盗と万引が100件以上減った。

 松吉昭典刑事部長は「官民一体となった施錠の習慣化や防犯カメラなどハード面の強化など、各種施策の効果があった」と説明した。

 ニセ電話詐欺は前年比44件減の20件、被害額も約1億990万円減の約3500万円で、大幅な減少となった。また、殺人や強盗などの凶悪犯が19件、粗暴犯は268件、知能犯が154件だった。

 刑法犯の認知件数減少に伴って摘発者数も減少傾向にあるが、そのうち高齢者の割合は27・6%で前年比0・5ポイント増。過去5年間で徐々に増加傾向にあり、社会の高齢化を映し出している。

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