来場を呼び掛ける窯元関係者と陽光美術館の担当者=佐賀市天神の佐賀新聞社

 佐賀・長崎の両県にまたがる「肥前やきもの圏」を盛り上げるプロジェクトとして、窯元による器でお汁粉を楽しめるイベント「肥前やきもの圏 群雄割拠!春の陣」が2月8~11日、武雄市の慧洲園で開かれる。隣接する陽光美術館では、商品にはならずとも魅力的な焼き物を並べる「いとをし・かたやぶれもん」を同時開催する。

 武雄・有田・伊万里・嬉野・唐津・多久・波佐見の計14窯元が参加し、陽光美術館が主催。「群雄割拠―」では多彩な技法によるカップや小皿を使い、手火鉢で焼いた餅のお汁粉セット(ほうじ茶と梅干し付きで600円)が味わえる。器は展示場で購入できる。

 企画展「いとをし―」は、曲がったり穴が空いたりして商品にならなかった焼き物を「かたやぶれもん」と称して並べる。神谷直子学芸員は「使えなくても、なぜか窯元さんが大切に置く作品。伝統の型に沿いつつ図らずも破けてしまった中から、新しい作品が生まれるのでは」と話す。

 9日午後1時から「かたやぶれもん」への思いを陶芸家が語り合うギャラリートークが行われる。窯元で焼き上がった傷入りの焼き物や、持参した焼き物を金継ぎするワークショップ(料金9千円、要予約)も開く。

 入場料600円。同イベントのはがきを見せると入場無料。問い合わせは同美術館、電話0954(20)1187。

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