30分11秒で男子10キロの頂点に立った佐々木亮輔選手

 鳥栖工高勢が上位を独占した10キロ男子は、同校2年の佐々木亮輔選手が30分11秒で制した。序盤からスピードレースとなったが遅れることなく、中盤以降は大学生をかわすなど「このタイムが出るとは思ってなかった」と声を弾ませた。

 大会直前に体調を崩し「いいタイムは出ないと思っていた」と佐々木選手。それでも、序盤は特別招待選手の東洋大3選手と鳥栖工高勢が形成した先頭集団にぴたりとついた。入りの1キロは2分59秒。ハイペースな展開にも遅れず、3キロ過ぎに抜け出し、「早い段階で(高校生集団の中の)トップに立てた」。

 そこからは「背中が見える。追いつこう」と、少し前を走る箱根駅伝ランナーの鈴木宗孝選手と中村拳梧選手を追いかけた。安定した走りを見せる大学生に食らいつこうと気力を奮い立たせると、2年続けて都大路を走った実力を発揮し、7キロ付近で中村選手をかわした。

 自己ベストを30秒更新し「29分台を目指したい」とさらなる高みを見据える。春からは3年生。「チームを引っ張る先輩らしい走りをしたい」と意気込んだ。

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