佐賀、福岡両県にまたがる全国最大規模の「国営筑後川下流農業水利事業」の完工を記念したシンポジウムが2月1日午後1時から、佐賀市のメートプラザ佐賀で開かれる。国営事業によって整備された水や農地を活用した次世代型農業や担い手の育成、クリークとともに育まれた歴史や文化などの資源を生かした地域活性化について議論する。

 長崎県立大の木村務名誉教授が「クリーク農業の変遷と将来への展望」と題して基調講演。木村名誉教授や県内の先進的な農業者、「スマート農業」を推進するIT企業・オプティム、九州農政局の担当者らを交えたパネルディスカッションもある。

 筑後川下流農業水利事業は1976年に着工し、42年の歳月を経て佐賀県側は昨年完工。両県合計約4万ヘクタールの水田に農業用水の安定供給が可能になり、佐賀の受益面積は6市6町の2万6551ヘクタールにのぼる。

 シンポジウムは九州農政局筑後川下流農業水利事務所と同局筑後川下流右岸農地防災事業所が共催。参加無料で、定員は300人程度(当日参加可)。問い合わせは同水利事務所、0942(38)4325。

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