あいさつをする台湾の大学の助理教授や学生ら=佐賀県庁

 台湾中部の台中市にある嶺東科技大学で日本語を学ぶ学生らが21日、佐賀県庁を訪れて山口祥義知事と面会した。日本や佐賀県の印象などについて意見交換し、佐賀空港(佐賀市)で運航している台湾の台北便を通じて交流を深めることを確認した。

 山口知事は、佐賀市富士町出身で戦前に台湾で新高製菓を創業した森平太郎をひ孫の作家北方謙三さんが描いた小説『望郷の道』を紹介した。また「佐賀県のことも考えてもらって、良い付き合いをしていきたい」と呼び掛けた。同大の林美秀助理教授は「台湾の人たちは佐賀に親しみを持っている。学生も日本が大好きで、生活や文化を体験するのを楽しみにしている」と述べた。

 学生らは20日に来日して福岡県の大川市や久留米市で研修中で、川野栄美子大川市議会議長の案内で県庁を訪問した。学生の謝雯晴さん(18)は「映画『佐賀のがばいばあちゃん』で見た風景が美しくて印象に残っていた。日本のビジネスや技術などを学びたい」と話した。

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