記念品を受け取る奨学生=佐賀市のホテルニューオータニ佐賀

 酉島製作所(本社・大阪府)を世界的なポンプメーカーに育てた故・原田龍平氏(嬉野市出身)が設立した原田記念財団が26日、佐賀市で奨学金を受ける高校生と学生の激励会を開いた。財団理事長の原田耕太郎酉島製作所社長が奨学生約100人に「志を高く持ち、自らの分野で日本や世界に貢献できる人材に成長してほしい」とエールを送った。

 激励会で、原田社長が財団設立の理念を説明し、今春卒業予定の奨学生に記念品を贈呈した。卒業を控えた奨学生が進路を報告し、「楽しむことを忘れず、困難な壁に立ち向かっていきたい」「奨学金のおかげで学業に集中することができた。この学びを社会に役立てられるよう努力したい」などと抱負を語った。

 財団は龍平氏が私財を投じて1981年に設立。県内の高校生、九州の大学の機械系学部の学生に返還不要の奨学金を支給している。2018年度までに奨学生は1106人、奨学金の総額は3億2500万円に上る。

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