毎年話題の第一生命「サラリーマン川柳」。今年のキーワードに「再雇用」がある。定年を控えて身につまされる方も多かろう◆「元気なうちは働かんば」と理解はしている。ただ、まともな年金が65歳からの支給とあっては、60歳で定年を迎える場合、働き続けるか、貴重な貯蓄で食いつなぐしかないのが現実だ。それで再雇用をお願いすることになる。〈再雇用昨日の部下に指示仰ぐ〉◆おまけに年金支給は70歳からという話もささやかれる。そうすると定年が65歳に延長されても、また再雇用をお願いすることになる。年金は目減りし、さらに高齢になるまで働き続けないと「老後破産」がやってくるかもしれない時代である。〈人生の余暇はいつくる再雇用〉◆企業にとってはどうなのだろう。われわれのような経験はあっても体力の落ちたシニアを使うより、はつらつとした若い人材を育てるのがよくはないか。高齢者は地域活動やボランティアで貢献すればいいのでは? 相応の社会の仕組みを考える必要があろう。〈やっと縁切れた上司が再雇用〉◆消費税が上がると支出がまた増える。だが何に使われているか、財政規模は膨らむばかり。若者にはニートも多いが、一方で人手不足だと外国人労働者を受け入れる。高齢者と外国人雇用で成り立つ日本。なんかおかしくないですか。(丸)

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