食品ロスについて話す佐賀市環境部の末次淳一さん(奥)=佐賀市のメートプラザ佐賀

 まだ食べられるのに廃棄される「食品ロス」について考えるセミナー(コープ佐賀生協主催)が23日、佐賀市で開かれた。佐賀市環境部の職員が食品ロスの現状や課題などを紹介。参加者たちは食品を無駄にしない取り組みへの知識を深めた。

 生協の組合員ら約50人が参加した。佐賀市環境部の末次淳一さんは、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」でも食品ロスの減少を求めているとし「飢餓で苦しむ人もおり、世界的にも重要で無視できない問題」と話した。

 佐賀市では家庭のごみの量は減少傾向にあるものの、事業者のごみの量が増加しているという。末次さんは「事業者のごみをどう減らしていくかが課題」と語った。

 さらに、宴会の食べ残し対策として最初の30分と最後の10分は席について食事を楽しむ「3010(さんまるいちまる)運動」など、市の取り組みも紹介。末次さんは「意識して取り組み、食品ロスを減らしましょう」と呼び掛けた。このほか、家庭での取り組みについての意見交換会も行われた。参加者たちは「野菜の皮はきんぴらにする」「買いだめしない」など意見を交わした。

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