冷静な判断力が光るMF原輝綺=沖縄県の読谷村陸上競技場

 サガン鳥栖にJ2新潟から加入したMF原輝綺(20)。東京五輪代表を目指す逸材に、チームは一昨年からオファーを続けてきた。「派手なプレーはできないが、チームのためになるよう心掛ける」と献身的な意識を持つ。

 埼玉県出身。180センチ72キロ。市立船橋高(千葉)では、全国高校総体を制覇した。2017年、新潟に入団すると、1年目から18試合に出場。18年にはU-21の日本代表に招集された。同年8、9月に開かれたアジア競技大会は背番号7で出場、準優勝に貢献した。広い視野を持ち、冷静な判断力が光る。主にサイドバックだが、ボランチでもプレーできる。

 父親の影響で幼いころは野球少年だった。小学2年のころ、素振りをするため小学校のグラウンドに行くと、サッカークラブの練習が目にとまった。そこからサッカーにひかれ、競技を始めた。

 五輪代表として期待されるFW田川亨介は、今オフ、サガン鳥栖からFC東京に移籍。同じ五輪世代として原は「鳥栖のサポーターはもちろん、新潟のサポーターの思いも背負って五輪を目指す」。ただ、「チームの上位浮上が大前提。その上で五輪に選ばれるようなプレーがしたい」。冷静な話しぶりだが、心は燃えている。

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