小松市長(前列右)に金賞受賞を報告した橘町共同乾燥調製施設利用組合の人たち=武雄市役所

 武雄市の橘町共同乾燥調製施設利用組合(前田政利組合長、385人)が生産した「橘産さがびより」が、「第15回お米日本一コンテストinしずおか」で上位30点に贈られる金賞を受賞した。2014年以来2回目で、九州では唯一の金賞に輝いた。

 コンテストは昨年12月、静岡市で開かれた。全国から580点が出品され、上位30点が金賞を受賞。金賞から特別最高金賞1点、最高金賞6点が選ばれた。

 橘産さがびよりは、米づくりマイスターの指導を受けながら十数年前からブランド化に取り組んでいる。粘り気があり冷めてもおいしいことなどが特徴で、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星」の食材にも採用されている。

 関係者は23日、小松政市長に金賞受賞を報告。前田組合長は「コシヒカリが強い中での金賞で、九州からの受賞は驚かれた。会社や小規模な農園や研究会が多く、共乾施設での受賞も珍しい」と受賞の意義を伝えた。小松市長は「橘産さがびよりは市が誇るブランド米。これからも地域の宝に磨きをかけて」と激励した。

 前田組合長によると、全国のブランド米の中には10キロ1万円超で販売されているものもある。橘産さがびよりは2300円ぐらいで、「ブランド化を個々の農家の収益増につなげることが課題」と話した。

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