発掘調査のために地表に露出しているドライドックの木組み骨格=佐賀市の三重津海軍所跡

 発掘調査が進む佐賀市のユネスコ世界遺産「三重津海軍所跡」の現地説明会が2月9日に開かれる。ドライドック(乾船渠=かんせんきょ)の壁の内部から、蠣殻(かきがら)や石炭を詰めた俵の土のうなどが見つかっており、最新の調査結果を紹介する。3月には保存のため埋め戻す予定で、今回が最後の一般公開となる。

 海軍所跡からは、蠣殻や石炭を詰めた俵の土のうが非常に良好な状態で見つかったほか、壁の内部を支える木組みの骨格の下に貝殻を敷き詰めた厚さ90センチほどの層が確認されている。

 現在は発掘調査で、木組みの骨格を地表に露出させているが、遺構にかかる負担が大きいため、3月には埋め戻す。ドライドックの調査は本年度で完了し、今後は発掘する予定はない。

 説明会は午前9時、10時、11時、午後1時、2時の5回。それぞれ約30分間の説明を予定している。小雨決行で、雨天時は中止する。中止する場合は当日の午前8時に決める。

 問い合わせは佐賀市教育委員会文化振興課、電話0952(40)7368。

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