昨年夏の伊万里市民納涼花火大会=2018年8月4日

 伊万里市の国見台公園で毎年夏に行われる「市民納涼花火大会」が、2019年以降は実施されないことになった。半世紀にわたって伊万里の夏の風物詩となっていたが、主催する市観光協会は「警備費の高騰などで会場の安全確保が難しくなったため」と説明している。

 花火大会は1969年に始まり、これまでに50回開催された。昨年は約2万7千人(主催者発表)の見物客が訪れたが、ここ数年は会場周辺の安全対策や雑踏警備にかかる費用の高騰などで運営が厳しくなっていた。また、2023年に開かれる国民スポーツ大会に向けた公園内の改修工事も控えていることから、50回の節目を最後に終了すると判断したという。

 同協会の小田隆司事務局長は「花火を楽しみにしている市民が多いことは承知しているが、議論を重ねてやむを得ないと判断した。長年にわたり大会を愛し、支えてくれた皆さまに心より感謝を申し上げたい」と話した。

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