鹿島高吹奏楽部のメンバーと顧問の西岡哲也教諭(後列右)=鹿島市の鹿島高

吹奏楽部門のプレ大会の様子=2018年、佐賀市文化会館

 県内で活動する吹奏楽部の一つ、鹿島高吹奏楽部は1年生8人、2年生10人で活動している。県内では佐賀学園、佐賀北が強豪校として知られるが、鹿島は45年前のブラスバンド同好会に始まる長い活動歴を持ち、少人数ながら活動に打ち込んでいる。さが総文に向けた部門実行委員会も発足時からメンバーを出して下支えしてきた。

 吹奏楽部の練習は、ほぼ毎日。放課後、約2時間かけて励んでいる。土日も朝から夕方まで、仲間とともにパート練習、全体練習を重ね、春夏秋冬、吹奏楽部が奏でる楽器の音色は鹿島高校を包んでいる。定期演奏会のほか、学校内の「ガーデンコンサート」を開くなど、精力的に活動している。

 副部長を務める2年の灰塚萌衣さん(17)と川崎遥香さん(17)は昨年4月から、総文吹奏楽部門生徒実行委員会の初期メンバー5人の一員として関わってきた。灰塚さんは副生徒実行委員長も務めていて、昨年は長野県の信州総文祭を視察、すぐさまプレ大会の準備をしたことが印象に残った。

 練習時間がとれない苦労に戸惑うこともあったが、2人は「さが総文では佐賀の良いところを知ってもらい、来て良かったと思ってもらいたい。出会うことのなかった人が音楽を通して一つになる演奏をしたい」と話し、吹奏楽部と実行委員の両面からさが総文を盛り立てる。

 

さが総文ではこんなこと 迫力演奏楽しむ

 

 吹奏楽部門は7月31日、8月1日に佐賀市文化会館で開催される。全国から代表校や合同吹奏楽団が出場する予定。コンクールのような緊張感はなく、各地域らしさの表現や誰もが楽しめるような曲を演奏する。フェスティバルのように音楽を楽しんでもらう。

 入退場の時間を含め、各団体15分以内で演奏を披露する。佐賀県内からは、選考会で選ばれた70人のメンバーからなる佐賀県高校合同吹奏楽団が出演し、ほかにも地区の合同吹奏楽団2~3団体が出場する予定。

 曲の指定はないが、例年、その年のコンクールの自由曲やポップス、マーチなどを演奏する団体が多い。

 ステージ上での動きやダンスなどの演出も見物。これまでは、演奏中に楽器を動かして向きをそろえたり、演奏しながら移動したりするパフォーマンスも見られた。

 31日夕方からは、同会場で生徒交流会がある。音楽に関するゲームなどを通して親睦を深める。

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