アイデアあふれる力作が並ぶ有田工高の卒業生作展=有田町の九州陶磁文化館

 有田工高(津川久博校長)の第50回卒業制作展が22日、佐賀県有田町の九州陶磁文化館で始まった。全日制4科、定時制2科と聴講生の計213人が約500点を出品。ものづくりに取り組んだ学校生活の集大成となる作品を並べている。27日まで。

 セラミック科は明治維新150年にちなみ、同町泉山の陶石を使った当時の焼き物の再現に挑戦。現在主に用いられる天草陶石と比べて軟らかいため、制作に腐心したという。

 デザイン科は、地域の商品や製品に関する企画提案を行った。太良みかんをPRするアニメーションや、同高を紹介する学校案内やVR作りにも取り組んだ。

 電気科では、電極棒がコースの障害物に当たるとブザーやランプで知らせるイライラ棒や、プロジェクションマッピングなどをお披露目。機械科は、競技用ロボット、圧力差により変化球が打てるバッティングマシーンなどを展示。センサーに反応し黒いライン上を移動する椅子は、人が座った状態でも使用可能にした。

 課題研究発表会はデザイン科が24日、セラミック科が25日にいずれも午前9時から同館で開く。

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