先進的農業経営者の部最優秀賞に選ばれ、山口祥義知事(左)から表彰を受ける前田幸範さん・久子さん夫妻=佐賀市のガーデンテラス佐賀

 第45回佐賀農業賞(佐賀県主催、佐賀新聞社など後援)の表彰式が22日、佐賀市のガーデンテラス佐賀で開かれた。「先進的農業経営者の部」最優秀賞に輝いた、伊万里市の前田幸範さん(69)・久子さん(68)夫妻をはじめ、創意工夫を重ねて経営を発展させ、地域の農業振興に貢献している17の個人・団体が3部門で表彰を受けた。

 前田さんは、県やJAと連携してイチゴ栽培の技術開発に貢献し、昨秋導入された新品種「いちごさん」のプロジェクト立ち上げ当初から参加している。自身の経営理念について「安全・安心、省力化と遊び心」と語り、いちごさんの普及と栽培技術の確立を今後の目標に掲げた。

 イチゴの通信販売や加工品開発など多角化経営に取り組み、「若い農業経営者の部」最優秀賞に選ばれた杵島郡江北町の唐島晶悟さん(37)・花恵さん(40)夫妻は「農業や地域に恩返しできる人間になっていきたい」とあいさつした。「組織・集団の部」最優秀賞のJA伊万里きゅうり部会(伊万里市)の古川潤部会長(51)は「若手の後継者が増えて、部会にとって大きな力になっている」と語った。

 山口祥義知事は「農業を広く伝え、『佐賀県の農業ここにあり』と、これからの時代を皆さんとともに歩める形にしていきたい」と述べた。

このエントリーをはてなブックマークに追加