(前列左から1~6年の学年順に)曲川小の焼き物展で柿右衛門賞に輝いた児童たち=有田町の同校

 有田町の曲川小(坂井禎校長)で18日、校内焼き物展が開かれた。学年ごとのテーマに沿って作った全校児童の作品を、十五代酒井田柿右衛門さんが審査、6年の照井結衣さんら各学年の6人が最高賞の柿右衛門賞に選ばれ、表彰を受けた。

 焼き物展は、卒業生の先代十四代が襲名記念として1982年に窯業室と焼き物窯を贈ったことを機に始まり34回目。児童たちは昨年6月から町内の陶芸家らの指導で、「楽しいお面」「古代の器」など学年別のテーマで製作に取り組んだ。

 柿右衛門さんは「とても面白い作品がたくさんあり、選ぶのに苦労した。私も勉強になった」と講評。柿右衛門賞作品では、1年の三井斗真君の怪獣を「強そうでかっこいい」、2年の黒川さらさんのお面に「笑っている鬼の顔がいい」、3年の平山くららさんのシーサーは「髪の毛の表情が面白い」とたたえた。4年の永石悠翔君は花瓶の花びらの工夫、5年の石田桃愛さんのランプシェードは形の複雑さ、6年の照井さんの器は凝った文様などを評価した。

 児童を代表し、同賞の受賞経験がある6年の辻慧悟君が「焼き物作りで経験した楽しさや喜びを忘れず、いろいろなことに挑戦したい」とお礼の言葉を述べた

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