日本と母国の男女共同参画の違いについて語るバルデイザンソウ・アイリーンさん(中央)ら=有田町役場

 有田町在住や勤務の外国人と男女共同参画について考える集いが19日夜、同町役場で開かれた。小6児童から一般までの約40人が、外国の現状を学び、男女平等の実現に向けて意見を出し合った。

 外国人3人が各国の実情を紹介。町国際交流員のヴィンセント・ホイザさん(24)は、父母計14カ月まで手当が支給され、最長3年間取得できるドイツの育児休業を説明。外国語指導助手(ALT)のセルジオ・ペーニャさん(37)=米国=は「少しずつ役割分担を見直せば新しい社会がつくれる」と述べた。

 また、メンバーを替えながらグループ論議するワールドカフェ形式で、男女どちらが優先されているかを考えた。30年以上日本に住むバルデイザンソウ・アイリーンさん(56)は「フィリピンは女性の大統領もいる。女性は自分の意見を言い、男性も家事をする。両親を見ているので、男の子も当然家事をする」と紹介。男子児童の「男子更衣室がない」との鋭い指摘に、参加者たちは感心していた。

 集いは、町男女共同参画社会推進協議会「ありたんひろば」などが開いた。

このエントリーをはてなブックマークに追加