互いの似顔絵を描き合う韓国の中高生と佐賀北高の美術部員たち=佐賀市の佐賀北高

 韓国の中学、高校生38人が19日、佐賀市の佐賀北高を訪問し、同校の美術部員40人と似顔絵を描き合って交流した。韓国軍艦艇が火器管制レーダーを照射したとされる事案など、外交や歴史問題で日韓の緊張感が高まる中、次世代の担い手たちが美術を通じて相互理解を深めた。

 韓国の国際交流協会K-ARTと日韓民間交流佐賀が実施している「日韓美術教育研修」の一環。日本と韓国を相互に行き来しており、今回は国際公募展で入賞した韓国の中高生らが17日から訪れている。

 生徒たちはペアを作り、互いの顔を見合いながら紙に鉛筆や筆を走らせた。特徴を捉えた似顔絵ができあがると、思わず笑みがこぼれていた。英語やスマートフォンの翻訳機能などを使って互いの趣味などを話す姿もあった。

 「ONE PIECE(ワンピース)」など日本の漫画が好きというハン・チー・ウォンさん(17)は「日本の女の子たちはイメージ通りかわいくて、面白い」と交流を楽しんだ様子。佐賀北高1年の永野怜さん(16)は「とても絵がうまかった。アニメや漫画などの話ができたのはうれしかった」と振り返った。20日には有田工高でも交流した。

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