出版した本を手にする松尾和義さん=鹿島市の自宅

 元高校教諭の松尾和義さん(79)=鹿島市=が、鹿島出身の画家として知られる天龍道人(1718~1810年)を題材にした「竹内式部小伝と天龍道人先祖考」(佐賀印刷社刊、税別2500円)を出版した。道人が尊王活動に身を投じた前半生で関わった尊王の志士・竹内式部(1712~68年)の人物像や家系図を紹介している。

 道人の前半生は謎に包まれ、一時は竹内と道人は同一人物と目されていた。第1章では竹内の著作から、その思想を解説。第2章では道人が生まれた鹿島の板部家と龍造寺家の関係や、みやき町の光浄寺に伝わる文書を紹介する。

 同書は昨年道人の生誕300年を迎えたことを期に「天龍道人の偉業と人生」シリーズの4冊目として出版した。松尾さんは「郷土の歴史を愛好する人に勧めたい」と話す。問い合わせは鹿島書房、電話0954(62)2557。

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