大学入試センター試験の初日の試験が行われた佐賀県内の試験会場。係員から受験生に問題用紙が配布される=佐賀市の佐賀大学本庄キャンパス

 大学入試センター試験が19日、全国の693会場で始まった。佐賀県内では佐賀大学(佐賀市)の本庄、鍋島両キャンパスで実施。最も受験者が多かった外国語(筆記)で3619人が試験を受け、憧れの大学生活を目指して第一関門に挑んだ。大きなトラブルはなかった。 

 本庄キャンパスでは受験生が午前7時台から姿を見せ、白い息を吐きながらノートや参考書を読み返した。約220人が受験する致遠館高(佐賀市)は皆で深呼吸し、教師が「落ち着いて、自分の力を出せば大丈夫」と鼓舞した。生徒たちは教師と握手を交わし、各試験会場に散らばった。

 初日は地理歴史・公民と国語、外国語(筆記・リスニング)が行われた。公民の倫理では、近世における武士の心の在り方に関する問題で佐賀発祥の「葉隠」が出た。地理では、新幹線整備など交通の発達に絡み、大阪市から佐賀市までの鉄道所要時間の変化を推察させる設問があった。

 佐賀清和高の女子生徒(18)は「学校でやった対策が英語の文法問題で出た」と手応えを語った。佐賀東高の男子生徒(18)は「英語のリスニングで聞き取りにくいところがあった。数学が得意なので応用問題含めて最後の確認をしたい」と最終日に照準を定めていた。

 全国の志願者数は前年度比5841人減の57万6830人。例年受験者数が最も多い外国語(筆記)は、志願者の93・4%の53万8603人が受験した。

 最終日の20日は理科と数学を行う。

※ウェブサイト「47ニュース」で全ての問題と解答、リスニングの音声を掲載しています。「佐賀新聞LiVE」のトップページからリンクしています。

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