久光製薬-トヨタ車体 第2セット、スパイクを決める久光製薬の野本梨佳=佐賀市の県総合体育館(撮影・山口源貴)

久光製薬-トヨタ車体 第2セット、ブロックを決める久光製薬の岩坂名奈(4)=佐賀市の県総合体育館(撮影・山口源貴)

 バレーボールのVリーグ女子は19日、佐賀市の県総合体育館などで4試合があり、久光製薬スプリングス(鳥栖市)はトヨタ車体クインシーズを3-0で破り、連勝を11に伸ばした。通算成績は12勝1敗で西地区暫定1位。

 久光製薬は第1セット、アキンラデウォの移動攻撃や石井優希のサーブなどが決まって、25-20で先取。第2セットはセッターの古藤千鶴を起点に野本梨佳のスパイクや岩坂名奈の速攻などで得点を重ね、25-17で連取した。

 第3セットは終盤まで競り合ったが、交代出場した加藤光のサービスエースでマッチポイントを握ると、最後は石井がスパイクを決めて、25-23で振り切った。

 久光製薬はホーム連戦で、20日正午から同体育館で日立リヴァーレと対戦する。

野本らホーム佐賀で躍動

 圧巻のプレーで佐賀の観衆を魅了した。久光製薬スプリングスはトヨタ車体を3-0で退け、破竹の11連勝。昨年12月の全日本選手権決勝で競り合った難敵を寄せ付けず、岩坂名奈主将は「いいリズムで自分たちのバレーができた」と喜んだ。

 立ち上がりこそ相手の速いコンビバレーに苦しんだが、エース石井優希のサーブから7連続得点を挙げると、チームは一気に加速した。

 アキンラデウォが鋭い移動攻撃を見せると、けがから復帰した野本梨佳は身長180センチの高さを生かしたブロックを披露。相手エースの元トルコ代表ネリマンに対してもアキンラデウォ、岩坂の両ミドルブロッカーが強いプレッシャーを掛け続け、計11本のブロックで相手の反撃を断った。

 昨季プレミアリーグMVPの石井や日本代表の新鍋理沙、岩坂らタレントぞろいのチームだが、第3セット終盤には21歳の加藤光がサービスエースを奪うなど若い力も躍動。今季前半戦で活躍した今村優香らもベンチに控え、リーグ一の層の厚さを印象づけた。

 「佐賀の大きな声援が力になった」と岩坂。今季ホーム最終戦となる20日の日立戦に向け、「連勝して佐賀の人たちと喜び合いたい」と気合を入れた。

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