漢字の話などを交えながら、今を懸命に生きる大切さを訴えるTIMのゴルゴ松本さん=佐賀市のグランデはがくれ

 お笑いコンビTIMのゴルゴ松本さん(51)が19日、佐賀市のグランデはがくれで「命の授業」と題して講演した。ゴルゴさんは、長い間受け継がれてきた漢字の意味に独自の解釈を加えながら、今を懸命に生きる大切さを訴えた。

 「日本語は母(母音)の愛(あい)で始まり、恩(をん)で終わる」「『大切』は『大きく切る』ではなく『切磋琢磨(せっさたくま)』して心を磨くこと」「『出来る』と思い、力を出したら未来は来る」-。

 ゴルゴさんは体全体を使い、ユーモアを交えながら表現した。先人から伝わる漢字には多くのヒントがあるといい、「自分で調べることで、未来を生きるための自分なりの答えが見えてくる」と語る。

 ゴルゴさんは2011年から、少年院でボランティアの講演を続けている。「言葉は『言の葉』『言霊』として未来に戻ってくる」と強調。いじめられている子どもたちに向けては「『心の音』である意志を人に伝えて助けてもらって。一生懸命生き、命を未来に継続して」と呼び掛けた。

 講演会は、幅広い世代に日々の暮らしを健康的で豊かに送ってもらうことを目的にした「スミセイ ウエルネスセミナー」(住友生命福祉文化財団・佐賀新聞社主催、住友生命保険相互会社佐賀支社協賛)の一環で、430人が参加。介護用品の展示や筋力測定の体験コーナーも設けられ、来場者は健康の大切さを再認識していた。

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