ヒノキの苗を植林する伊万里農林高森林工学科3年生=伊万里市の腰岳

 伊万里農林高校森林工学科の3年生37人が18日、伊万里市の腰岳にある演習林で離山式を行った。生徒たちは思い出深い“第2の教室”に別れを告げ、感謝の思いを込めてヒノキの苗250本を植林した。

 70年以上続く伝統行事。生徒は1年生の時から定期的に山に入り、間伐や枝打ち、伐採などを実習してきた。

 式では、松本寛教諭(51)が「先生や仲間への感謝の気持ちと、自然を大切に思う心を胸に刻み、この森の木々のように大きく成長してほしい」と激励した。生徒を代表し、木材販売会社への就職が内定している近藤陵さん(17)=同市新天町=が「進学や就職先でつらいこと、大変なこともあると思うが、演習林で培った忍耐力を生かして頑張っていきたい」と決意を語った。

 同校は4月に伊万里商高と統合して伊万里実業高校になり、森林工学科は森林環境科と名前を変える。演習林の実習は続けられる。

伊万里農林高校3年生の離山式
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