幕末佐賀藩と楠久・楠久津地区の関わりを紹介する映像を制作したまちづくり実行委のメンバー=伊万里市山代町の歴史ふれあい館

 佐賀県伊万里市山代町の楠久・津まちづくり実行委員会(樋口國昭委員長)は、幕末佐賀藩の近代化に楠久・楠久津地区が果たした役割を紹介する映像を制作した。地元の子どもをはじめ、多くの人に見てもらおうと漫画仕立てにしている。

 明治維新150年記念事業として、県と市の補助を受けて取り組んだ。映像制作は福岡市の会社に発注し、委員会が原案を示した。

 映像は、10代目藩主鍋島直正が同地区に工業と物流の拠点をつくり、さまざまな産業が興って藩の財政を支えたという内容になっている。時間は2分30秒。

 佐賀銀行楠久出張所跡を改装して一昨年に開館した「楠久・津歴史ふれあい館」で見ることができる(土日曜のみ開館)ほか、DVDを市内の小中学校に配布する予定。樋口委員長(79)は「まずは地元の子どもたちに見てもらい、郷土の歴史を知り、誇りを育んでほしい」と話す。

 歴史ふれあい館では20日午前9時半から、幕末維新に関する講演会を開く。佐賀城本丸歴史館学芸員の芳野貴典さんが「楠久・津から始まった佐賀藩の挑戦」と題して話す。入場無料。問い合わせは事務局の深江さん、090(7927)0927。

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