歩道橋の床に「未来への架け橋~希里橋」と描く基里小の子どもたち=鳥栖市曽根崎町

 佐賀県鳥栖市の基里小(杉本光史校長)の4年生約60人が15日、同校東側を走る国道3号の拡幅に伴って架け替え工事中の歩道橋で絵描き体験を楽しんだ。歩道橋が完成すると、絵や文字は舗装の下に隠れてしまうが、工事関係者は「橋の名前とともに子どもたちの思い出として残り続けることになれば」と話している。

 国交省佐賀国道事務所が国道3号の同市姫方町~酒井西町の延長2・4キロを4車線化する工事を2008年から進めている。今回は業者が地元の児童に事業を身近に感じてもらおうと、現場見学会と、施工途中の歩道橋に絵を描く体験会を企画した。

 6年生が歩道橋の新しい名前を話し合い、「未来もずっと安全に渡ることができるように」と「希」の文字に願いを込めて、「未来への架け橋~希里橋(きざとばし)」と命名した。

 この日は、4年生がペンキやマジックで校章や橋の名前、好きな絵を描き、補修などに使用する高所作業車に試乗した。渕上彩羽さん(10)は「作業車はとても高くて怖かった。色はうまく塗れた」と楽しんでいた。新しい歩道橋は長さ37メートル、通路幅約2メートル、地上からの高さ約5・5メートル。2月上旬から利用予定。

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