タマネギ収穫の思い出を描いて入選した渡邊二葉さんの作品

祖父松尾隆信さんのタマネギ畑で。左から、松尾さん、渡邊直穂さん、二葉さん=杵島郡白石町

 兵庫県神戸市に佐賀県白石町が大好きな女の子がいる。小学4年の渡邊二葉さん(10)。白石で農業を営む祖父の松尾隆信さん(74)宅に家族と里帰りした際は、元気いっぱいで農作業を手伝う。このほどタマネギ収穫作業の思い出を描いた絵が兵庫県内の絵画コンクールで入賞。ますます白石に愛着を深めている。

 二葉さんの家族は、毎年盆と正月などに母美佳さんの実家に帰省する。昨夏は松尾さんの畑でタマネギの収穫作業を体験。作業は初めてで農業の大変さを感じながら、朝から夕方まで手伝った。

 2学期、学校の図工の授業で「心に残ったこと」を絵に描く機会があり、二葉さんは迷わずタマネギ収穫をテーマに選んだ。祖父母と二葉さん、妹の直穂さん(8)が畑で作業をしている様子を描き、「土の色を統一するところや、掘り起こした時の土の色の違いを工夫した」。作品は「さが☆たまねぎばたけ」と題して、コンクールに応募。見事に入選を果たした。

 昨年12月、家族と里帰りした際に祖父母に絵を見せた。松尾さんは「自主的に手伝って、農業に関心をもってくれる。作業は大変だからありがたい」と目を細めた。

 学校で所属する手芸クラブで白石町のマスコットキャラクター「しろいしみのりちゃん」のぬいぐるみを作るなど、普段から“白石愛”にあふれる二葉さん。「今年はコメの収穫も体験したい」。将来は松尾さんの農業を継ぐことが目標だという。

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