学業成就の願いが込められた絵馬

約600枚の絵馬を奉納した多久市観光協会の関係者=多久市の多久聖廟

 国重要文化財の多久聖廟(せいびょう)で17日、受験生たちが学業成就の願いを込めた絵馬の奉納式があった。JR多久駅などで回収した絵馬を含む約600枚が「儒学の祖」の孔子像に納められた。

 多久聖廟まで足を運ぶのが難しい人のために、市観光協会が受験シーズンに合わせ、多久駅と唐津駅に札状になった絵馬の回収所を3月中旬まで設置。聖廟に飾られた木製の絵馬とともに2010年から奉納している。

 奉納された絵馬は受験生本人に加え、父母が子どもの合格を祈願したものも。近年は少子化の影響で、聖廟に納められる絵馬の数は年々減少しているという。

 例大祭の様式にならい、厳粛に絵馬を納めた野中保圀(やすくに)観光協会会長(72)は「受験する人たちが実力を発揮できるよう願いを込めた」と話し、受験生に対しては「精進を続け、人生を豊かにしてほしい」とエールを送った。

 奉納式は国立大の2次試験、県立高校の入学試験に合わせ、2月21日と27日にも行われる。

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