佐賀空港に着陸する「春秋航空」の第1便=平成24年1月18日、佐賀市川副町

 佐賀空港(佐賀市)で初めての国際線となる上海便が就航した。中国の格安航空会社(LCC)の春秋航空が週2往復で運航し、アジア最大の経済都市の上海と佐賀市が約1時間40分で結ばれた。同社の日本の就航は茨城、高松の両空港に続き3路線目だった。

 大阪便の2011(平成23)年からの休止で低迷する佐賀空港の浮揚策として、県は日本への新規参入が相次ぐ海外のLCCの路線誘致に注力した。地方空港間の厳しい競争の中、九州北部の中心に位置する立地の良さを売り込んで上海便を実現させた。最低価格3千円の破格運賃は話題を呼んだ。

 国際線ターミナルビルが13(同25)年12月に完成した後、国際線2路線目となる韓国のLCCティーウェイ航空のソウル便も就航した。国際線の開設は訪日外国人観光客の急増によるインバウンド効果をもたらし、空港の利用促進につながった。国内線を含めた年間利用者数は11年度の約30万人から17(同29)年度には約78万人になった。

 国際線は17年6月に台湾のLCCタイガーエア台湾の台北便が就航。昨年12月からはティーウェイ航空の釜山(プサン)便と大邱(テグ)便も運航を開始している。(新元号まであと103日)

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