窯元が新作を焼き物商社に売り込んだ新春新作展示会=西松浦郡有田町の焱の博記念堂

 有田焼などの新春新作展示会がこのほど、西松浦郡有田町の焱(ほのお)の博記念堂のメーン会場や自社会場の19会場で開かれた。64窯元が商社200社に、新たに開発した春夏向けなどの食器をPRした。

 県陶磁器工業協同組合(原田元理事長)と肥前陶磁器商工協同組合(木原長正理事長)が、組合員・登録商社向けに毎年、新春と夏の年2回開いている。焱の博記念堂会場には46窯元が出展。各ブースで工夫を凝らした商品の特長を、商社の担当者に説明していた。

 木原理事長(66)は、1970年代半ば頃から現行の窯元と商社の商談の場の役割を果たしてきた展示会について、「商談の場というより、次の商品開発への情報収集の場の色彩が強くなってきている」と分析。「昨年あたりから、消費など世の中の仕組みが変わってきたのに合わせて、展示会の在り方を変えようという話をしている。早ければ今夏から目に見える形になるかもしれない」と、展示会に新たな手法を取り入れる可能性を示唆した。

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