中学生の部で服巻紫浪短歌青春大賞を受賞し、角田校長(左)から表彰状を受け取る德川鈴菜さん=神埼市の脊振中

 佐賀県神埼市脊振町出身の歌人、服巻紫浪(本名・四郎、1906~1968年)をたたえる「短歌の集い」が15日、同市の脊振中学校(角田雅弘校長)で開かれた。同校生徒や脊振小の6年生、地域住民ら75人が短歌を詠み合い、紫浪から受け継がれた短歌の魅力を味わった。

 紫浪は旧脊振村白木で生まれた。県内の小中学校で教壇に立ちながら多くの短歌を残し、脊振小・中をはじめ、多く学校の校歌の作詞も手掛けた。

 脊振中は紫浪が愛した短歌に親しみを持とうと、11年前から集いを開いている。短歌は佐賀新聞読者文芸の短歌選者、貞包雅文さん(59)が評価し、小学生、中学生、一般の3部門から優れた作品を選んだ。

 入賞者は角田校長から表彰状を受け取り、代表して中学生の入賞者が短歌に込めた思いを発表した。大賞に輝いた2年の德川鈴菜さん(14)は「秋の田に彩りそえる彼岸花色とりどりであれ私のミライ」と詠み、「絵の具では表せないような美しい彼岸花が咲いていた。来年受験だが、将来に向けて頑張りたい」と感想を語った。

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