新天皇即位による5月の改元に合わせ、唐津くんちの唐津曳山(ひきやま)取締会は、曳山(やま)14台が唐津市中心部を巡行する「奉曳(ほうびき)」を同月5日に行うと決めた。

 神事や式典の後、唐津神社を正午に出発する予定。11月4日の「町廻(まわ)り」と同じコースを回る。14台のうち最も古く、1819(文政2)年に造られた1番曳山「赤獅子」の創建200年も一緒に祝う。全ての曳山が秋のくんち以外で巡行するのは、唐津市の市町村合併と唐津神社鎮座1250年を祝った2005年以来14年ぶり。

 大塚康泰総取締(74)は「新しい御代(みよ)の始まりを祝えることはありがたい。めでたい巡行で事故やけが人が出ないよう気をつけたい」と話した。

 唐津くんちを巡っては、1988(昭和63)年は昭和天皇の病状が重篤になり、祭りの自粛ムードが全国に広がる中、天皇の平癒を祈る形で実施した。当時の取締会関係者に脅迫文が届き、警備員を雇うなど物々しい雰囲気となり、平成を迎えた経緯がある。

   

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